ほぼ毎日、セブンイレブンのカフェラテを飲んでいる。
紙カップをもらって、専用のマシンで抽出するタイプのやつだ。
最近はほとんどのコンビニでカフェラテを飲めるようになったが、
セブンイレブンは群を抜いて美味い。
「ローソンの方がミルクが美味い」
などという意見もあるが、そこはよくわからない。
牛乳の補充シーンを幾度か見かけたことがあるが、そこに違いはない気がする…。
まぁ、あの青いコンビニは大山牛乳を使った大山カフェとかそんなのも売っているから、
ミルク的なものに力を入れているのかも知れない。
まぁいい。青いコンビニを非難したいわけではない。
ただ、なぜだかわからないけど、セブンイレブンが圧倒的に美味いと感じる。
ただ時々、飲みたくもないのに買っていることがあるので、
俺を引き付ける何かしらが入っているのかも知れない。
そんな具合に、ほぼ毎日カフェラテを買っている。
今は寒いからホットカフェラテ、そしてたくさん飲めるL(ラージ)サイズである。
俺が行きつけのセブンイレブンに入ると、
店員が動き出す。
レジ前に立つと、何も言わなくても、
カフェラテLサイズの紙コップを持った店員が駆け寄ってくる。
「これ、ですよね!?」
それだけどあんた、目ぇ、座ってないか? 怖いよ。
そそくさとスマートウォッチで支払いを済ませ、カフェラテ製造装置に向かう。
まぁ、あの製造装置は、コーヒーも出せるけど。
駆け寄ってきて紙コップを差し出す奇特な店員の話は、事実であり話を盛ったりはしていない。本当に駆け寄ってくるのである。まぁそんな奇特な店員はひとりしかいないが…。
(俺が他のものを買うかもとか、考えることはないのか?)
と思っていたら、
「あっ!これ(カフェラテLサイズ)じゃなかったら言ってくださいね!」
と言われた。
こやつ、心が読めるのか??
だがな…残念ながらそれだよ。
そんな日々を送っているが、先日、たまに見かけるアジア系女子の学生アルバイトっぽい子がレジにいた。手には、既にカフェラテの紙コップを持っている。
「カフェラテのヒト…」
誰が「カフェラテの人」だ。と心の中で突っ込みをいれるが、まぁ、あながち間違いでもない。
『…ああ、そうです』
(もう何とでも呼んでくれ)
恥ずかしさと少しの嬉しさの混じった複雑な表情で紙コップを受け取る。
バイトっぽい子は、嬉しそうにレジを打ち、その隣には、あの店員がいた。
「そうそう!この人よ!」
店員たちは盛り上がっている。
挨拶より、カフェラテの人談義の方が声がでかいよ、君たち。
まぁ、いいけどね。
240円の売上しかない俺対応、明らかに過剰サービスだと思うけど、
でも、ありがとう。
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