勘違いかも知れないが

とことん怪しい見えない力の話

今日は休みだ。
最近、氏神さんである近所の神社に参拝していなかったから、
気分転換に行ってみることにした。

天気は曇り、予報では晴れのち曇り、みたいな感じなので雨は降らないだろう。

駅の小さなロータリーを抜け、神社の鳥居が見え始める。
多くの参拝客が見える。
親子連れが多い。これは七五三か。

人の多さに少し心が怯むが、久しぶりだし参拝しておきたい。
子供の「ご飯食べたい」とか儀式に興味なさそうな声が聞こえてくる。
俺も…10年くらい前までなら同じように思った事だろう。

親御さんたちが我が子を撮影しまくっているので、
邪魔にならないように避けながら進み、本殿を参拝。
拝殿は椅子が並べられ、数組の親子が座っている。

落ち着かないが、二拝二拍手一拝。
まぁ挨拶するだけでよかろう。

摂社も2社あるが、そちらは誰もいない。
落ち着いて参拝できた。

帰りに大きな鳥居を抜けると、すぐ隣に稲荷神社がある。
隣の社務所は人であふれているが、稲荷神社には人はいない。

有難い事だ。
人が来る前に参拝してしまおう。

一礼して賽銭を入れ、鈴を鳴らす。

近すぎるので少し下がって、社全体を捉えて姿勢を正し、二拝二拍手。
丁度良いタイミングで、太陽が照らし出す。

あ、まただ。

もちろん偶然だと思うが、参拝を始めると日が差すことが多い。
これにより急に運が良くなったり、財布の現金が増えたりはしないが、
ちょっと得した気分にはなる。

お礼を心で唱え、一拝して下がる。
ほぼ同時に日が陰る。
この絶妙なタイミング、何かあると思いたくなる。

ふっ、と横から神主の奥さんが話し掛けてきた。

「いつも参拝ありがとうございます。冊子があるのでどうぞ」

参拝客が沢山いるのに、俺に声を掛けてくれるとはまたありがたい。
最近2週間に一回くらいしか来てないが、覚えられているようだ。

むすひ8月号という、神社新報社っていう所が発行している冊子をもらった。
こんなものあるのね。

帰りにうどん屋に立ち寄り、おむすびをテイクアウトした。
冊子がむすひだったから。というわけではない。

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