地下アイドルとのご縁が…なかった話

ネット上に何かを書く、ブログでもFacebookでも何でもいいが、たまに書くならどうということはないが、毎日書くとなると結構大変である。

人の役に立つことを書こう、とか、
お金になるようなことを書こう、とか、
そういうのがしんどいのは理解できるが、
俺のように、ただ単に思ったことを垂れ流しているだけ、だとしても、
毎日となると、急に大変になる。

何でだろう。とかグズグズ考えて更新しない日々がひと月ほどあったが、
「とにかく毎日書いて習慣化せよ!」という助言を頂き、
毎日書くようにしている。

ブログはコメント一つ入らないが、まぁ、コメント欄わかりにくいし、
そもそも来訪者が週に1とか2だからな、そりゃコメントもないだろう。
最近は面倒なので、ブログと同じ内容をFacebookにも載せている。

Facebookに途中まで載せて、全文はブログへ
とかやってみたりしたが、そもそも地下役人需要が極めて少数なので、
そんな小賢しいことをしてもほぼ意味がない。

知っている人からも、「そんなのやめたら?」と忠告されたこともある。

なので、全く同じものをブログとFacebookに載せている。
noteとか、Twitterとか新しいTwitterみたいなやつとか、
メディアを増やす方法もあるのだろうが、
先ずは書くことの習慣化が先であろう。

そんな中、Facebookで、やたら可愛らしい人から友達申請があった。
名前で検索すると、どうやらマイナーなアイドルのようだ。

なぜ俺に、マイナーとはいえアイドルから友達申請が?
こいつ、ボットじゃないのか?

過去の投稿を見てみると、イベント参加の募集、ライブ後の感想、
日常の写真等、本物っぽい投稿がされていた。

やったー!まさかのアイドルの友達か。
公開制限外した甲斐があったというものだ。俺も出世したぜ。

ただ、最近の投稿のコメントが、若干気になる内容だった。
「何かを得るには何かを失わなければならない」
みたいな、格言っぽい一言を載せているのである。
そして、写真は撮影の合間に取ったオフショットぽいものが載せられたりしている。

最近のアイドルはこんな物言いなのか?
まぁ、そんな奴もいるかもしれない。

そう思っていたのだが…。

数日後、全然別のグラビアアイドルらしきアカウントから、
友達申請があった。

…。

…なるほど。

さすがの俺でもそこまで脳が煮えてはいない。
こりゃあ、あれだな。
アカウント乗っ取り系の人達だな。

案の定、そのグラビアアイドルも実在の人物を騙ってはいるが、
投稿の写真は水着や私服姿のものだった。
コメントは偉人の格言のような一言で、

「天才は1%のひらめきと99%の努力である」

…やかましいわ。

こいつら、確実に同じ臭いがする。
というか、同一人物だろう。

詳しいやり方は知らないが、Facebookは友達アカウントが3つあれば、
対象アカウントの乗っ取りが可能なのだという。

いやまぁね、ないとは思いますよ。
アイドル的な人が何の脈絡もなく友達申請してくるなんて。

でもあっても面白いじゃねぇか!
「おっ、この人文章おもしろい」
とか思ってもらえたのかも!

とか、思っちゃいましたね。まったく…。

一応、友達申請してきた名前で、別のSNSを確認。
いかにも若者のような口調で、多くの記事を掲載していた。
そこには見たような写真も載せられていた。

まったく別人の第三者がFacebookをアイドルの偽名で立ち上げ、
本物のSNSから写真を拝借して、
コメントは偉人の格言を適当に載せる。本物っぽく見せて、友達申請をしまくる。

そして、3人以上で友達申請を了承させ、アカウントを奪う、と。

偉人の格言をコメントさせるのは謎仕様だが、まぁそういう型があるのかな。

俺のアカウント奪って何に使うんだろう。
まぁ、一つ奪えば芋づる式に他のSNSも乗っ取れるのかもなぁ。

まぁいい。

もはや乗っ取り計画は確定的だが、まだ怪しげな友達申請は2つだ。
もう一つ来るまでは、「Facebookだけ急に文体が変わる、変わった癖の持ち主。」
という可能性もある…。

そんなバカげたことを考えていたら、3人目のアイドルが友達申請をしてきた。

残念。残念だ。

2人の友達を解除し、申請してきた何とか坂のアイドルもまとめてブロックしてやった。
(一応、万に一つを考えて投稿内容は確認している)

こ、こんな子供だましの罠に、俺様が引っかかるわけがない!

俺はひっかからないから大丈夫だよ。大丈夫だけど、
引っかかってしまう純粋な人達もいるかもしれないから、
本当に、こういうことはやめてほしいです。

『へー、こんなアイドルいるんだ』

って、検索したりして、何かちょっと浮かれてしまったのが、めちゃくちゃ恥ずかしい。

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