朝4時に起きた。単純に、昨日早く寝たからだ。
とはいえ眠りに就いたのは22時くらいだったと思うから、睡眠時間は6時間だな。
一昨日から寝不足で、昨日は特にひどかった。
最近、楽しい出来事があったと思えば、すべてが裏返るような嫌な出来事が起こったりして、心のバランスがおかしい。瞑想したり、心や魂の浄化のような作業を行っているが、基本的にあるがままの状態を受け入れるように言われているので、嫌な感情を誤魔化さず、受け入れるようにしている。
「(感情を)全部味わう。受け止める。それが今の出来事にも良い作用をする」
…ほんまかいな?と思ってしまうが、今の俺が直面している状況が改善されるなら、良い作用をもたらすなら、何でもやりましょう。全部味わって受け止める、かぁ。仕事中は特にきついぜ。
胸のもやもやを素直に受け入れると、顔がゆがむ。
「大丈夫ですか?」
係員に声を掛けられ、一瞬で切り替えて問題ないことを伝える。
俺のことなど、誰も見ていないと思っていたが、案外、見られていることがわかった。係員達は相談事があると一旦俺の顔を見て、話しかけてくるからだ。まぁ当たり前のことだが、発見は発見だな。
なので、感情に浸る時は、ペンを回したり、ちょっと大げさに上を向いて考え事をしている風を装うことにした。こうすれば、「あいつ、何か仕事のことを考えているな」と思われるだろうからだ。
…というか、仕事のことを考えろよ。という話ではあるのだが。
家に帰り、強烈な眠さが周期的に襲ってくるため、寝る準備をする。
こんな寝不足で、浄化もないと思うが、浄化によいらしいという音楽を聴きながら、家事を済ませていた。
心の中の悲しみみたいなものが浮かんでくるが、「この気持ちをこのまま文章にしよう」とか、別な出来事と結び付けて別の感情にすり替えようとしたりするのがわかる。心の奥にある感情を味わおうとすると、そこから逃げようとするのだ。
あ~、こういう事ですか。このほとんど無意識的に避けてしまう感情を味わえと。
しゃあない。味わおうじゃないか。文字で書くと変だが、心の悲しさがある場所に行き、そこに留まる。
報われねぇなぁ、何で俺ばかりこんな目に遭うんだ、誰か助けてくれ…みたいな、とても人に言えないような思いが表面に出てくる。
涙も出てきて、もはや泣いている。
ここですぐに、『いい歳して泣くとかどうなのよ?』みたいな思いが湧いてくるが、これは感情を味わうことがきついから逃げようとしている心の作用だ。この常識的っぽい感覚に従うと、面白おかしくしたり、別の事を考えたりして、今、ここにある悲しさから離れることができるから、そうしようとしているのだ。
寝不足でぼんやりしているが、そういう心の作用みたいなのが分かった気がした。
この後、風呂に入り、床に就いて眠るまでの間も、涙が断続的に流れ続けた。
浸っていたのは1時間くらいだろうか。
音楽を止めて、くたびれて寝た。
で、今に至るわけだ。
一応毎日なにか書くと決めているから、書いてみたが、別のことが書けない。
今一番心の中を占めていることを書かないと、何か、乗らないからだ。
客観的に考えると、一人のおっさんがさめざめと泣いて、寝た。
っていう、それだけの話だ。
ちなみに、朝は浄化されてスッキリ!
とは全くなっていない。むしろ昨日のじめっとした感情と疲れが残っていて、どんよりしている。
未来が良くなれば、今の出来事も良かったと思えるのか…それは未来になってみないとわからない。
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