神恩感謝と5月の清瀧神社の話

とことん怪しい見えない力の話

今日は三連休の初日だ。
朝起きて、コンビニに行き、日本酒のワンカップを4つ買う。
自分で飲むためではない。
神社に納めるためだ。

近所の氏神である神社は、摂社、末社が3つある。
それプラス本殿で、4つの社があるので、ワンカップが4ついるわけである。

あまり考えていなかったが、今日は15日だから丁度月の半分の15日参りになっていた。
摂社の稲荷神社には、1日と15日だけ、米と水と塩、そして酒が納められている。
その横に、持参したワンカップを置く。

陶器で出来たお稲荷さんが汚れていたので、ハンカチで拭いた。
完全にきれいにはならないが、顔だけはきれいにしておいた。

何かを祈願に来たわけではない。
思えば色んな人に良くしてもらっている。

薄毛に悩めば有効なサプリを。
恋愛に悩めば励ましの言葉を。

そして大体のことはうまく行っているし、
これからもうまく行くような気がしている。

事象だけ考えれば、運や偶然、自分の行動の結果に過ぎないかも知れない。
でも、自力で全部できたとも思えないし、力を貸してくれる人達にしても、
タイミングや内容が神懸かってる気がするのだ。

サプリにしても、励ましの言葉にしても、
紹介したり声を掛けるのは少なからず面倒くさい。
相手が良くとってくれるとも限らない。

それでもその人の労力を俺のために消費してくれているのだから、
かなり有難い。ある意味奇跡のような出来事だと思うのだ。

よって、これは神懸かり的に繋いでもらったご縁なのかも知れない。
神恩感謝というか、どの神様が力を貸してくださっているのか、
氏神様ではないかも知れないけれど、ともかくも、感謝を伝えるために、
すべての社に酒を納めてみた。

神懸かりといえば、行きつけの美容師から、神社を紹介してもらったことがあった。

神社好きのお客さんから、「凄い神社だから是非行ってほしい。」って言われたらしい。
行ってほしい対象は、俺じゃなくて美容師の兄ちゃんの方だったのではないかと思うが、
それでも紹介されたということは縁があるのかも知れない。

その神社は、清瀧神社という名前で、広島県の神石高原町にあるという。

そして、この話を聞いた翌週に、ちょうど神石高原町で旧友とキャンプをする約束になっていた。
これはもはや俺のための神社情報だったのだ。と勝手に運命的なものを感じ、キャンプの翌日の朝、清瀧神社へ行ってみることにした。

誰も来ないような田舎の山の中にある神社だが、社叢の杉は大木で、
場所に見合わない立派な神社だった。

本殿の裏側にもそこそこ大きな杉の木が二本生えていたが、
そこに龍がいるように思えた。

帰り際も気配が気になって、一度戻ってお参りし直して、この神社を離れた。

この辺りには、清瀧神社という同名の神社が点在しており、数か所回ってみたが、
紹介された「清瀧神社」が一番いい感じ…龍が居る感じがした。
まぁ、俺の龍センサーはいい加減なので、違う何かだったのかも知れない。

毎年、旧友と集まってキャンプやバーベキューをするのだが、
その度に、いい神社に巡り合っている気がする。

もしかしたら、俺じゃなくて友達の誰かが、
そういう縁の力みたなのを持っているのかも知れない。

それにしても、ご縁の力でご利益があった場合、
沢山の神社にお参りしているせいで、どの神様のご利益が発動したのか、正直分からない。

なので、良い事があったら、適当にあたりを付けてお礼参りしている。
何となく、雰囲気この神社に参拝したお陰かな?
みたいな感じで参っている。

そのうち間違えてて、怒られるのかも知れない。

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