金運の縁は遠く

今日は連休の最終日だ。
一日あれば色んな事が出来るはずだ。

朝7時ごろ目覚め、寝ていたい思いを振り切って起きる。
今日も昼から怪しい方位取りの術が出来る日なので、
昼までに用件を済ませてしまおう。

とりあえず、近所の氏神さんの神社まで行き、参拝。
参拝するタイミングで日の光が強く差す気がする。暑い。

最近の暑さに対抗するには、純粋に体力をつける必要がある気がする。
少し走ろうか…いや、ここ数年、何もやっていないこの状態で走るなど自殺行為ではないか。

よし、散歩だ。20分程度散歩して、運動したことにすることにした。

普段通らない道を歩き、周りの景色に不釣り合いに大きな木がある場所に行ってみた。
木の根元に小さな社があり、中を覗くとお地蔵さんが見える。

一応手を合わせてみるが、

「お地蔵さんは何でもかんでも手を合わせるのは良くない」

悪いものを封じているから。みたいな都市伝説を思い出して、一瞬嫌な気持ちになった。

いや、ここは開けた場所だし、そんな悪いものではないはず…。

思い直して家に帰った。

洗濯をして、昼ご飯を食べ、さて吉方位の方位取りに行こうと思うと、
頭に刺すような痛みが。

すぐに収まるが、定期的に痛む。

う～ん、暑いし、この週末はいろいろあったし、調子がおかしいのかもな。
よし！出かけるのはやめよう。

クーラーを付けて、ベッドに寝転がる。

また方位取りのご利益である、「金運」を逃してしまった。「収入順調」ってのもあったな。
まぁ、仕事をやめない限りは収入順調だからいいか…。

そんなことを考えながら眠り、目が覚めたら17時を過ぎていた。

もう、夕方だな。
目が覚めなかったという事は、身体が睡眠を欲していた、ということだろう。
頭痛も良くなったし、朝見たお地蔵さんも「寝よ」と言って頭に針を刺してくれた。
とでも思うことにしよう。