発毛伝説の幕開け。初期状態と1か月後の発毛状況

発毛伝説

『これはハゲではない。生え変わりの時期だ!』

このキャッチフレーズを胸に、これから発毛伝説が始まるのである。

兎にも角にも、毛生え薬の服用と、発毛剤の塗布を開始。

直後の状態がこれである。

R04.11.28 これは何だろう…だいぶ荒涼としているが、これから生えるのだからこれも良き思い出。

R05.01.02 角度が若干違うので、微妙だが、何となく生え始めている!…たぶん。

追記:R05.03.13 の状況がこちら

ここから先は、ハゲに対して熱く語っているどうでもいい文章が続くので、結果だけ見たい方はこの2枚の写真のコーナーで事足りることでしょう。

この先は何ら有益な話は書いていません。

使っている発毛剤などの情報も書いていないので、需要があるようなら追記します。

とりあえず、ここから下は、駄文です。

本当に何も得することは書かれていませんが、もし読んでくださる方がいたら、感謝です!

…。

幼少の頃から、周りの大人たちからよく言われる言葉があった。

「君は額が広いから、頭が良いんだろうね。でも将来はげるかもね!」

みたいな感じである。

最後が余計だ。

なぜ褒めてあげておいて、最後に呪いの言葉をプラスして落とすのか。

そんな心無い大人たちの呪いの力なのか。

「周りの期待に答えたい」という俺の潜在意識が夜な夜な毛を抜いているのか。

どちらか知らないが、毛が減っている。

しかも、大量に。

『やばいよなぁ…』と虚空を見つめて呟いていると、

こんな慰めめいたアドバイスを頂くことがある。

「気にすんなよ!ハゲはカッコイイよ!」

…はぁ?

このようなステキなメッセージをくれる人は、大概フサフサである。

それは例えれば、「オープンカーはカッコイイよ!車に屋根なんて必要ないさ!」

と言っているのと同じことである。

オープンカーはな、確かにカッコイイかも知らん。

だがな!

俺はスバルの軽なんよ!屋根なしの中古の軽自動車なんぞ誰が買うんじゃい!

…。

失敬。思わず熱くなってしまった。

一応断っておくが、スバルの軽を貶めるつもりはない。昔、父ちゃんが初めて買った車がスバルの軽だったのだ。そして、ちゃんと屋根はあった。

…話を戻そう。

オープンカー的な人物は、ハゲでもカッコイイというスペックを持っているのだよ。

俳優とかね、巨大企業のCEOとかね、いますよ、ハゲでもカッコイイ人は。

自動車は、そんなに詳しくないけどさ、NSXとか、軽でもコペンとかね。

屋根無くてもカッコイイでしょうよ。

でもな、それは選ばれたほんの一部の天才的容姿の持ち主の話なのだよ。

俺たち(きっと同志は沢山いるはず)は、屋根があるタイプの軽自動車なんだよ。

屋根があるタイプの車から屋根を引き剥がしたらとしたら、それは…ただの悲劇。

わかるかね?

あるべきものが無いと、それは格好よくはないのだ。

「あ~、俺の車? 軽トラだけど、屋根取ってみた。だって、格好いいでしょ?」

こんなやつおるか?

おらん!

おったら変人か、異常にハイセンスな奴か。どっちにしても普通の人間ではない。

つまり、何が言いたいかったんだろう…そうそう、ハゲは治せる。ということである。

久しぶりに会った友人のお父さんに、

「お~、久しぶりに会ったら、だいぶ来とる(ハゲが進んでいる)の~!」

と嬉しそうに言われたので、

『これはハゲではない。生え替わりの時期だ!』

と瞬時に言い返した。たぶん、生涯一の名言だと思う。

きっと、友人のお父さんは、「あ~、はいはい。ハゲの遠吠えは醜いぜ」

くらいにしか思っていなかったのだろう。

だが、この令和の世の中、科学技術は確実に進化しているのだ。

ひょんなことから知り合いになった、サプリを取り扱う会社の社長さんに声を掛けられたことで、俺に転機が訪れたのである。

「地下役人さん、本気で治す気あるなら、薬紹介しますよ?」

『まじっすか?この現実が変わるなら、薬でも何でもやりますよ!』

この人が悪人だったら、俺は今頃廃人になっていたかもしれないが、実際は非常に真っ当な人だったので、本当に効果がある薬とサプリを紹介してもらったのだった。

「毎日続ければ、必ず生えます」

…どこからその自信が来るんだろう。でも、俺はあんたを信じるぜ!

というわけで、俺の頭皮に広がる荒野を復活させるプロジェクトを開始したのである。

そして、3か月ほどたったある日。

行きつけの美容院で、美容師の兄さんがこんなことを言ってくれた。

「地下役人さん! 成果、出てますね!」

予想していなかったので、驚いてしまった。

美容師に言われたというのがまた、真実味があって自信になる。

自分でも、少しは変わってきたかな、でも濡らしたときはやっぱりひどいしなぁ。

とか思っていたから、嬉しさはひとしおである。

とはいえ、まだまだ頭皮の未開拓地区が残っているので、

引き続きレポートを続けていきます。


…生えれば。

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